Study Experience

国内留学 体験記

入江先生の国内留学体験記

国内留学 新潟県立燕労災病院 外傷再建外科

昭和大学藤が丘病院整形外科の外傷班に所属しております、 入江悠子と申します。

骨盤骨折治療において国内でご高名な普久原朝海先生と、外傷再建のエキスパートの伊藤雅之先生の元で、2023年7月~9月の三ヶ月間という限られた期間ではありますが、燕労災病院の外傷再建外科で国内留学をさせていただき、 たいへん充実した研修を過ごすことが出来ました。


留学期間中は、普久原先生が出張手術をされる病院にも同行させていただき、短期間にも関わらず骨盤輪寛骨臼骨折だけで20例以上という多くの患者様の手術治療に携わることができました。

この症例数だけでも国内で他に類を見ないと思います。

また伊藤先生がいらっしゃる会津にも何度も押しかけて、とてもお忙しい先生なのに色々なお話をしてくださり、日頃の疑問をぶつけてはご指導を賜る素晴らしい機会をいただきました。

骨盤骨折だけでなく、外傷再建のあり方や今後のvisonなど、伺うお話への興味は尽きることがありません。

入江先生と伊藤先生と普久原先生

私が所属する昭和大学藤が丘病院の年間症例数の約2倍の 骨盤骨折症例を短期集中で経験できたのは、非常に内容の濃い日々でスキルアップはもちろんのこと、かなり目も肥えたと思います。

何よりprofessionalな先生がどう診て、何を考えて、手術のポイントやコツを都度確認してと、一緒に過ごすことで 得られる貴重な経験は、他ではなかなか得られないことだと思います。

整復手技のコツや、術中イメージ操作であったり、 術中判断などのポイントなどは、セミナーの動画や書籍を読むだけではどうしても理解しきれないところがあります。

執筆されている教科書はもちろん分かりやすいのですが、やはり同じ手術に入り同じ視野を共有しながら伺うのとでは経験値は何倍もの差があると感じました。


伊藤先生、普久原先生だけでなく、整形外科の遠藤病院長、杉田先生、野崎先生や、他科の先生方、看護師さん、 事務方などスタッフの皆様、新潟大学の関連病院の先生方にもとても良くしていただき、本当に居心地良く楽しく充実した研修期間を過ごさせていただきました。

改めてこの場をお借りして皆様に心より御礼申し上げます。

それゆえに留学期間が短かったことは数ヶ月経った今でも心残りでなりません。ただそれでも経験させて頂いたことすべてが 貴重な財産となっています。

今後はこの経験や知識を実臨床に活かしていく所存です。


燕労災病院は整形一般外傷が多い病院ではないですが、今回の留学の主旨が骨盤骨折治療に集中したく、さらに出張手術にも同行出来るという、先生方のご配慮により正に私の希望に沿ったまさに願ったりの研修を組んで下さいました。

今後は3月から県央基幹病院へと進化し、県央地域の中核病院として多くの整形外傷の患者様が集まる病院として注目されていると拝見しております。

また新潟大学整形外科は皆様それぞれのご専門分野に長けていらっしゃる素敵な先生ばかりで、多くの先生方とお会いしたり、手術でご一緒させて頂いたり、webカンファレンスにも参加させていただきました。

新潟大学の先生方が日頃の診療はもちろんのこと、活気あふれるカンファレンスや学会活動をされているのを拝見し、たいへん刺激を受けるとともに勉強になりました。


思い起こせば2023年3月のEOTSで急に国内留学のご相談をさせていただいたにも関わらず、通常であれば準備期間に長く時間を要するところを、普久原先生や皆様のご尽力ですぐに受け入れ体制を整えてくださり、このように早期の実現となりました。

日々お忙しい中で、すべてにおいて判断や行動が早いのも外傷再建外科の先生方を尊敬するところであり、たいへん感謝しております。

集合写真

満足度200%の国内留学をどうもありがとうございました。

新潟生活も、野崎先生をはじめ皆様のおかげでとても素晴らしい充実した日々でした。

この留学報告記をお読み頂けると皆様すでにお分かりだと思いますが、私は新潟県が大好きになりました!どうもありがとうございました。

いつかこの受けたご恩をお返しできるよう、これからも精進したいと思います。


昭和大学藤が丘病院 整形外科  入江悠子